11月10日 全校朝会
本日の全校朝会では、加納中学校開校40周年についての校長講話がありました。講話の内容を掲載いたします。
『40周年を迎えるにあたって』
皆さん、おはようございます。今月21日に40周年式典が開催されます。そこで、今日の朝会では、加納中学校の歴史について話をします。今から、73年前の1947年に加納中学校ができました。場所は、今の桶川高校の場所です。名前は、少し違っていて加納村立加納中学校といいました。しかし、50年前の1971年に加納村と桶川町が合併し、桶川市となったため、加納村立加納中学校が閉校になりました。
そのため、10年間加納中学校は、ありませんでした。加納地区の生徒は、桶川東中学校に通っていました。しかし、加納地区の人々の中学校を加納地区にという思いを受け、40年前の 1981年、この場所に、桶川市立加納中学校が新設されました。当時の生徒数は、580人でした。各学年200人近くいました。また、開校当時の制服は、桶川東中学校と同じ学ランでした。そして、ブレザーになったのは、2年後の1983年でした。
続いて「校章」と「校歌」についてです。校章」には、4枚の「たらよう(加納中の校木)」の葉が描かれています。多羅用の木は、中央通路の入り口にあるのでよく見てください。4枚の葉は、「頭を使う生徒(学習)・心やさしい生徒(豊かな心)・努力する生徒(意欲)・汗を流す生徒(健康な体・体力)」を表しています。またもう一つの意味としては、中央の「中」の字は加納中を表しており、その周りの4枚の葉には「『生徒・教職員・保護者・地域』のそれぞれが力を合わせて加納中学校をあるべき姿まで高め、育てる」という意味が込められているのだそうです。 このことは、生徒手帳にも一部記されていますので、あとでよく読みましょう。
次に、「校歌」ですが、この詩のテーマは、「明るく力強く主体的に生きる生徒」をイメージしています。1番2番3番には、それぞれ意味があり、1番は「学校で心合わせて、みんなで力強く進むことの喜び」を、2番では「学習の効果と喜び」を、3番では「若者の理想と未来への期待」を歌詞に込めて作詞されたそうです。
最後に40周年式典についてです。10年に一度、加納中学校では、記念式典を行っています。今年が丁度その年にあたります。それが来週の土曜日の21日に行われます。中学校生活は、三年間ですから、丁度その時に当たるのは、記念すべきことです。この記念式典に向けて、実行委員の方は、2年間準備を重ねてきました。実行委員の中には、30年以上前に加納中学校を卒業した大先輩もいらっしゃいます。
式典を通して、更に、加納中学校への愛校心を持ち、40年前に建てられたこの学校を大切にし、この後入学し続ける後輩たちに受け継いでもらいたいと思います。そして、式典では皆さんで、校歌に込められた想いを感じながら、素敵な斉唱が体育館に響くことを期待しています。